KBDD (K supercomputer-Based Drug Discovery project by Biogrid pharma consortium)プロジェクトとは、NPO法人バイオグリッドセンター関西が運営しているスパコンにおける創薬基盤を構築するコンソーシアムで、製薬企業約20社、IT企業2社、京大、阪大、産総研、横浜市大、兵庫県大、千葉大・医、都市活力研究所、神戸医療産業都市推進機構が参画しています。
2012年度には、蛋白質約600と低分子化合物3000万の相互作用を機械学習法(SVM)で計算し参画の製薬企業にデータを提供しました。
また、2012年度から蛋白質と化合物の結合自由エネルギーを見積もるアプリケーションMP-CAFEEの産業利用の可能性について検証を行なっており、計算精度の検証、一連のワークフローの構築、GUIの開発などを行なってきました。今後はこれらのノウハウを提供し、創薬の現場で利用できるようにし、さらに新たなアプリケーションについても順次検証を行い、創薬現場で利用できるようにする予定です。現在はMSM法を利用したKon、Koffの算出に取り組んでいます。

申請主体 |
NPO法人バイオグリッドセンター関西 |
製薬企業(50音順) |
科研製薬(株) |
(株)カネカ |
キッセイ薬品工業(株) |
住友化学(株) |
千寿製薬(株) |
大正製薬(株) |
田辺三菱製薬(株) |
中外製薬(株) |
東レ(株) |
日本新薬(株) |
マルホ(株) |
IT企業 |
三井情報(株) |
大学(以下順不同) |
京都大学大学院 医学研究科 |
大阪大学 |
兵庫県立大学 |
横浜市立大学 |
千葉大学 医学部 |
公的機関 |
(公財)都市活力研究所 |
産業技術総合研究所 |
(公財)神戸医療産業都市推進機構 |
理化学研究所 |
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